No man is an island

I worked in Bhutan as JICA volunteer during 2017-2019. I am a graduate student in US.

No man is an island

2. 青年海外協力隊

海外に初めて行った国はイタリアでした。

確か26歳の時です。

国際便デビューは遅い方かな・・。

終始興奮していたのが懐かしいです。

コロッセオ!トレビ!!とか心が常にときめいてました。

その時はマラソンが目的でした。

下の写真はローママラソンに参加した時のもので、

背景にはコロッセオが映っています。

 

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それから大学院まで行って、会社に就職して・・

今に至るのですが、日常生活がどこか空虚で・・

もっと冒険してみたいな!

という意欲だけが毎日あって空回りしていました。

 

昨年、函館マラソンに参加して、その帰り道に蔦屋に寄りました。

国際協力フェアのコナーがあったので立ち寄ると、1冊の本を手に取って

いました。

 

タイトルが

「世界と恋するおしごと」という本です。

ご存知な方も多いかと思います。

 

この本は世界を舞台に活躍されている方々のお話しが書いてあって、

そこには勿論協力隊の方のエピソードもあり、

こんな生き方もあるんだなー・・ってただ驚きと感動の連続でした。

読み終えたときには高揚感で一杯になっていました。

 

私の大学院の指導教員も実は協力隊OBで、協力隊自体は結構身近

に感じていました。

そのこともあり、どうせなら見学だけでもと思い、

青年海外協力隊の説明会に参加することにしました。

想像していた通り隊員の方々はみんな笑顔が素敵で、親切な方ばかりでした。

キラキラ輝いているOB、OG隊員と私とを比較してしまい・・・

どうしょうかなと迷い始めました。

 

自分にもできるのかなと半信半疑でした・・・

消印有効日(私の誕生日)のギリギリまで考えていたのですが(確か5分前に提出でした笑)、

結局自分の直観と縁を信じることにしました。

 

職種は環境教育を希望しました。

第一希望はジャマイカ

第二希望はペルー

第三希望はベリーズ

 

とても迷いました。

環境教育は守備範囲が広く大きく2つに分けられるのですが

1つはグリーン系(自然関連の活動)

もう1つはブラウン系(廃棄物や衛生に関する活動)です。

 

私はブラウン系を中心に選択しました。

理由は、学生の頃に地域のお祭りなどに出向いてごみの分別や

エコに関する活動に少し携わっていたので。イメージがしやすかったこともあり。

 

しかし、

ふたを開けてみるとグリーン系の要請内容に決まりました。

派遣国は幸せの国ブータンです。

 

そこでは主に衛生画像の解析やGPSであったりGISの使い方などを

レクチャーすることになっています。ブータンは広大な自然を有する

ので上記のようなツールを充実させることで、自然を効率よく管理する

のに役に立ちます。

 

実は大学の頃の研究で上記のような事をやっていたこともあり、

要請案件とマッチングしたからかなと私は解釈しています。

 

しかし、その案件の実務経験が5年以上ということもあり

実務経験の乏しい自分に務まるのか正直不安でした(今も・・・)。

 

合格が2月に決まりました。確か出張中で雪山の中で母から

電話を頂き結果を知りました。

まさか合格するとは思っていなかったので

あの瞬間は嬉しくて山中で一人大声ではしゃいでいました笑。

 

そして3月に退職することを直属の上司に伝え、

7月末で仕事は一区切りつけることにしました。

 

派遣が2017年1月と準備する時間もたくさんあるので、

現在は勉強中です。

 

派遣前訓練で皆さんに会えることを楽しみに日々精進して行きます!

 10月に駒ヶ根訓練所でお会いした際はよろしくお願い致します。

 

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