No man is an island

平成28年度3次隊としてブータンに派遣予定。職種は環境教育です。

No man is an island

Bhutan
Happiness is a place

23. 初めての出張

トンサというところに出張に行ってきました。私の住むブムタンからトンサはおよそ60km離れた所にあり車でだいだい3時間かかります。

これも急にいつものごとく「明日出張に行くけど一緒にどう?」と言われたので、ダメもとで急いで出張に必要な書類を揃え、何とかJICAから許可を得ることができました。本来なら最低3日前には申し出をしないといけないところを・・・

本当にJICAオフィスの方々には感謝しています。

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手前にはトンサゾンが見えています。初代国王がここを拠点にしていたそうです。

ちょっとわかりずらいですが山の中腹に彫刻刀で真一文字に細く掘ったようなものが見えると思います。それが道路です。ここを通らねば、首都ティンプーには帰れないのです。この道は本当に悪路で下はすぐ崖、そして上も。すぐにでも崩れてきそうな岩がなんとも恐ろしく怖い。私はこの道を計7往復しました。片道2時間揺られながら現場を目指しました。腰が砕けそうになりました。

 

この山と谷の多いトンサで何をするのか?ですが、

ドロンを飛ばして川床を撮影し、特殊なソフトで3D化するとのこと。

彼が私のカウンターパートのチェンガさんです。あまりオフィスにいることは少ないけど、とても親切で優しい方です。彼とホテルでは相部屋でした。彼は、夜0時すぎまで、朝は4時半には起きて調査の準備やデータの処理をしていました。この勤勉さには少し驚きました。私も見習わないといけないです。

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調査では谷筋を歩いたり、岩壁を登ったり、横たわった木をバランスをとりながら渡ったりとなかなかスリリングでした。私は一度、足を滑らせ川に落ちそうになりましたが、仲間に助けられました笑。

 

彼らはなぜかずっと裸足で森の中を歩いてました。強いなー本当に。

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今回のプロジェクトは水力発電所とのコラボで、本流と支流がしっかり水を供給しているのかを地形的に評価するお仕事です。ブータンにとって水力発電によって作られたエネルギーは非常に重要な意味を持っています。

 

ブータンはこれらのエネルギーをインドに供給し外貨を稼いでいます。逆にインドからはブータンへ労働力や技術力を提供しています。この2か国間の関係は切っても切れないものなんです。

 

でも、この関係性は政府間では成り立っているかもしれないけど、人間間ではどうなのでしょうか。上手く住みわけができているのか私には少し疑問に思ってしまいます。

地球温暖化により、氷河の融解さらに降雨、降雪の減少によって水資源が枯渇した時、この国はどのように対処していくのだろうか?

 

いつかその均衡がくずれてしまう時がくるのではないか。インフラに携わっているのはほとんどインド人で良いのか。私は車窓から彼らの働いている姿を見てふと思ってしまいました。

 

彼らは、あまり良い表情をしていない気がするんですよ。働くことに対して本当に喜びを感じているのか疑問に思いました。自分たちの国ならまだしもやはりここはブータンなのだから。

 

せめてもう少しブータン人も彼らと共に国を作り上げることに関与するべきではないか。ブータン人は人件費が高いから、インド人を雇っていると私の知人は言っていたが、本当にそんな理由で今後もこの状況を続けていっても良いのかね。

ブータンはインドと中国という大国に挟まれているのにもかかわらず・・・このままで良いのかブータン

 

また、環境が売りならなぜごみを捨てる。僧侶もバスの窓から普通にごみ捨てるし・・・

 

やはり、自分たちの国は自分たちで作り上げていくべきではないかと生意気にも思ってしまいました。

 

でもね、彼らと話しているとそんなことも全て吹き飛んでしまい、笑顔 になっちゃいます。底抜けに明るい彼らの気質は少なからず僕を笑顔にしてくれる。いつも感謝しています。

 

そして人だけでなく、山も美しいです。

ナムシェー、レシェムド(良い天気です)

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