アメリカ大学院の印象PART2
昨年の秋学期に取っていた授業で印象に残ってたのが、プロポーザルの書き方や引用の仕方、ポスーターの発表、自分の研究のプレゼンと一通り経験させられたことですね。
こんなに丁寧に一から十まで授業で教えることって日本の大学院の授業であるのかと不思議に思い、驚きの連続でした。大抵、日本では先輩から教わるか、見てまねるかのどちらかだと思います。どちらが良いというのはもちろん個人的にはありませんが、こういうことも授業で取り扱うんだなと驚きました。
そして実際にこの授業後に、今後自分の研究費を得るためにプロポーザルをある企業に提出できたのでとてもためになりました。
このプロポーザルはトータル30ページ以上(自分が関わるのは三分の一程度)にものぼり非常に項目が多く、教授やポスドクの方にも協力して頂き、初めてこちらに来てできた成果品でもあるので、少し安心したのを覚えています。
なおプロポーザルに関しては教授からどうかと勧められ始めたものです。
研究面や生活面においても、教授やポスドクの方にかなりお世話になっています。
ミーティングは週に一度くらいの頻度で、大抵1時間くらい議論し、私が納得いくまで嫌な顔一つせず付き合って頂いてもらっています。
最初の10分くらいは世間話しをするというのがお決まりで、場の空気が和んだ時に議論がはじまります。
生活面において、私はTAを行うことで(教授の授業のサポートや成績をつけたり)
授業料の免除と生活費を頂いて、こちらでも困らない生活を送ることができています。
あと、今後リモートワークが多くなることを考慮して新しいノートパソコンであったり教授から生活に困らない程度に生活費を工面して頂いたりと本当に申し訳ないくらい自分の生活面や研究面において考慮して頂いております。
逆にこれらがプレッシャーに変わり押しつぶされそうになりますが。。。
あまり詳しいことはわかりませんが、アメリカ大学院理系の留学において財政面で困ることはないのかもしれません。
もし将来アメリカで博士課程を取りたいと思っている方がいらしたら、財政面において事前に興味のある教授と相談するのが良いと思います。
私も受験前に色々聞きましたが、メールで丁寧に質問に答えて頂きました。
もし留学に迷っているのであればぜひ挑戦してみてください。