No man is an island

I worked in Bhutan as JICA volunteer during 2017-2019. I am a graduate student in US.

No man is an island

No man is an island 出会い

 もう3年以上前の話ですが(汗)、下の記事に私の配属先がアメリカの団体を引き受けているという記事が書かれています。

 

jsaitowelcome.hatenablog.com

 

なぜか、私が配属先に着いたその1週間後くらいにアメリカの学生と一緒に活動する機会が多くなった。

ここが、全ての始まりだったと思う。

私は同僚にGISを教えるというよりは彼らに教える機会が多かった。

もっと配属先の同僚と活動するべきだと思う自分ももちろんいた。

しかし、アジアの文化に興味を持つ彼らに私は興味を抱いた。

昨年、そこで出会った友人に会いに行きました。その瞬間は言葉に表わすことのできないほど感動したし、彼らのもてなしに心から感謝している。素敵なクリスマスを経験させてもらった。

(1週間ホームステイさせてもらいました)

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あと、アメリカの団体には引率者がおり(アメリカ人)、彼らともとても仲良くさせてもらい、大学院入試に必要な推薦書を書いていただいた。恐らくこれは合格にかなり大きく貢献したと思う。推薦書に関して3通必要で集めるのが本当に大変。運よくJICAの所長と大学院の指導教員に書いて頂きました。彼らの協力無くして今はありません。

 

 

もう一つ理由を挙げるとしたら、ブータンに氷河があったこと。

私は大学院時に氷河の研究をしていたので、時間がある時に、自身でブータンにある氷河の解析をしていた。

そしてブータンで開催されたシンポジウムで発表させていただき運よく新聞に

取り上げて頂いた。

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(記事:Thorthormi glacier recedes by 1.2 kms in last 16 years)

 

私は同僚に対して何一つ残せなかったけど、自分の行動には後悔していない。

そして留学の準備を2018年5月くらいから急遽行い、締め切りの

12月まで一心不乱だった。

運よく帰国してすぐに合格メールを頂いた。

2年間のうちの後半は、ほぼその記憶しかない。

GREやらエッセー、英語の試験やら書類準備で忙しかった。

 

もちろん同僚と一緒にセミナーを開いたり、新しいプロジェクトを考えたり活動も行っていたけど。両方上手くこなせるほど私は器用ではなかった。しかし、あの時あーすればよかったっていう後悔は何一つない。ただ、氷河観測計画を実行できなかったことは残念であるが、それはいつかまた機会が来る気がする。

 

 

人生は何が起こるのかわからない。

 

自分を信じてそれに向かって行動していけばその目的を果たすこともあるが

できないことの方が多い(自分は)。後者に関しては私の大学受験(10代後半)まで遡ることになる。20代前半まで本当に自分の目的を果たすことは何一つできなかった。現に、私は大学を一度中退しているし、やっと大学一年生になったと思ったら22歳になっていたし。周りは社会人になり、少し複雑な心境(どっちかというと後ろめたさ)を常に抱えていた。気づいたらそんなこと小さなことであるといつか知ることになるけども。。。

 

その都度自分にとって重要な人との出会いというものが用意されていて、それを見落とさなければ人生を思わぬ方向に導いてくれることを学部と大学院時代に学んだ。

社会にも少し出たけど、そこで出会った人からも学んだ。もちろんボランティア活動中に出会った仲間からも。本当に感謝しかない。

 

結局今またアメリカで博士を取得するために学生に戻ってしまった。すごろくでいうとまたふりだしに戻っただけだけど、ここからまた一歩ずつ進んでいけばよい。もう今は後ろめたさはない。

 

気が遠くなりそうだけど、とりあえず一本目の論文を投稿して自己の存在を高めていくしかここでは生きていけない。頑張ろう、一つ一つの出会いが最終的に線になる時を振り返る日まで。

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